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慣れないことがうまくいっているかは判断できない

劇団に顔を出しました。ひさしぶり過ぎて、うまく状況が把握できていないのですが、今度、上演を予定しているそうです。
新人公演で、ごく小さなもの。といっても告知してるみたいですし、お客様を迎えて、貴重な時間を頂戴する以上、中途半端なものはできません。っていうかしちゃダメです。
だけど現実はなかなか甘くなくて、なかなかひどい出来。反省したのは、演出はそこそこに慣れてるやつだから安心していたのですが、どう演出をつけてもうまく演じられない役者に困りきっていたそうです。なるほど、役者がみな新人だったのが間違いだったみたいです。一人でもうまいやつ紛れてたら、真似とか、うまくなるきっかけがあったんでしょうけど。演出を受け方さえ知らない役者ばかりでは、そうとう演出が頑張らないとうまくいかないのか。
仕方ない、ひさしぶりに一肌脱ぐか! 余計な口出しをして役者どもを混乱のどん底に落とし込んでやる!
と、気合を入れてみたのですが、役者が集まらないことにはまともに稽古できない、、、新人で、慣れてないくせに、参加率も低いとか、、、いくらかアドバイスはしたのですが、踏み込んだことはできませんでした。わりと時間を無駄にしてしまったような気がして、肩を落として、おうちに帰りました。

おうちに着くと、すでに彼方が帰っていました。
「遅かったね」
「たまにはね」
向かい合って夕食を食べて、それから脚本をとりかかることにしました。近くに上演を控えている劇団とはまったく別のところで、私は朗読劇を予定していました。
7割方書き上げていたので、頭から読み返して、そのいきおいのまま書く。書く、書く、書く。なんとか書ききりました。深く息を吐いて、白湯を飲みながら、改稿を考えました。
最後まで書きはしたものの、まだ上演に値する内容にはなっていなません。物語が始まるまでに時間がかかりすぎているし、説明が多すぎるんだろうな、まずは前半を削ぎ落していかないといけない。後半は、どうだろう? 悪くはないと思う、だけど唐突かもしれない。普通の演劇、ストレートプレイだったら、ほとんどしゃべらず、深刻な顔でじっとしていれば、何か思い詰めているのは伝わるし、多少情緒不安定でも成立する。しかし、朗読劇では。朗読劇の台本を書くのははじめてで、勝手がわからないところが多いです。でも、だからこそこんな方法はどうかなと新鮮な気持ちで考えられるので面白い。
すこしやり方を考えていると、なるほど、朗読劇なのだから、台詞を削って、ト書きにしてみるのもありかもしれない、と思いました。下策でなければいいけど。
具体的ではありませんが、方向性は見えたところで、彼方が「いつまで起きてるの?」と聞いてきました。この気持ちのまま改稿したい気もするけど、いちど寝かせることも必要かもしれない。
錠剤を一粒飲んで、しばらくしてからさらに2種類の錠剤を飲みました。おやすみ。
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